アナーキー・イン・ザ・1R

映画や音楽や読書、1ルームで楽しく生きる

映画紹介「プレステージ」

こんにちは。

今日の映画紹介は男性なら一度は必ずお世話になったことがある「プレステージ」です。僕はやっぱりマジックミラー号のシリーズが好き。でも人気なのはハ〇撮りものですよね。可愛い女優さんが多いですし僕もお世話になっています。ただまあパッケージ写真があまりに加工の手が加えられすぎてていざ観始めてみると「詐欺やんけ!」とパンツ履きなおさなきゃならなかったりしますがって違うわ。そっちのプレステージじゃなかったわ。

いやあ失礼しました。今回ご紹介するのはクリストファー・ノーラン監督作品「プレステージ」です。ハメ〇りなんてありません!

えっちじゃない方のこのプレステージ、日本公開は2007年です。

舞台は19世紀末のロンドン。人々の娯楽として人気のマジックショー。その手品師2人のライバル関係を描いた作品です。

映画冒頭からいきなり主人公の一人、アンジャーがマジックショーで事故死します。しかしそれは殺人としてみなされアンジャーの死の目撃者となったボーデンが逮捕されてしまいます。

そして映画はアンジャーとボーデンの関係をこの事故を起点に遡り、この場面に至るまでの2人の物語を追い始めます。

おっす!おらボーデン!お師匠さんのところで手品勉強中のアヒル口が得意なイケメンだ!手品はもっと崇高であるべきだし訓練次第でもっと芸術性をあげられっぞ!だからこないだ両手をロープで結んで水中脱出する手品をするジュリアの手のロープを絶対解けないようにきつく結んでみた!そしたらジュリアはロープ解けなくて溺死しちまった!ジュリアの旦那のアンジャーは激おこだ!やっべえぞ!でもおらなんでそんなことしちまったのかわかんねえ!アンジャーにもいろいろ訊かれたけどおらちぃっともわかんねえんだ!とりあえずアンジャーとも気まずいし、おらこれから一人で手品師として成り上がんぞ!けどこないだおらの初舞台をアンジャーが邪魔してきて、おらそのせいで左手の指なくなっちまった!あいつ許せねえぞお。だから今度はおらがアンジャーのマジックショーの舞台に客のふりして上がって手品で使う鳩ぶっ殺してやったぞ!あの地球人のように!もう客全員ドン引きだぞ!そいでとうとうおら瞬間移動ができるようになったぞ!ヤードラット星の連中に教えてもらったんだ!でもよおアンジャーの奴がおらの瞬間移動の種を教えろってしつけえんだ!

とここまででまだ物語の序盤です。ノーラン監督作品は長い。この映画も2時間以上あった気がします。

とにかく描かれるのはこのボーデンとアンジャー、この二人の異常なまでの手品への執着と互いへの復讐心。アンジャーからすればボーデンは妻を殺した男でありますし、まだ分からなくもないんですが、ボーデンの復讐心は左手の指を吹っ飛ばされたことよりも、手品のショーを台無しにされたことだと思います。そしてさらにボーデンに自分のショーを台無しにされたアンジャーの復讐と嫌がらせ対決が続くとても陰湿な映画なのです。

そして中盤から物語のキーとなるのがボーデンによる瞬間移動マジックです。ヤードラット星で教えてもらうのは孫悟空だけで、ボーデンはタネがある手品として成功させます。そしてこのボーデンの瞬間移動のタネを見破れないアンジャーはボーデンのもとへスパイを送り込んだりと悔しくて必死。しかしついにボーデンのタネは見破れないままでしたが、アンジャーはまた別の方法で瞬間移動を成功させます。このボーデンとアンジャー、それぞれの瞬間移動のマジックのタネがこの映画の大きなポイントなんですね。通常の手品と同じく、タネを知ってしまえば「なあんだ」と感じますが、これが明かされないからこそ、序盤のアンジャーの死の原因が不穏であり続け、どうやってその冒頭のシーンへと繋がるのかとの興味が観る側を放しません。2時間しっかりと飽きることなく楽しめました。すべての謎はしっかりと解き明かされますので、もやもやする終わり方ではありません。

また、アヒル口のボーデンをクリスチャン・ベール、アンジャーをヒュー・ジャックマンが演じ、バットマンウルヴァリンの共演を楽しめます。マイケル・ケインスカーレット・ヨハンソンとこの頃からノーラン組は集結しています。さらにさらにあのデヴィッド・ボウイも出演していますよ!いまいちオーラなかったけれど。

豪華スターの共演と捻りに捻られてややこしくなってるストーリーの映画です。しかし最後にはすっきりしますんで大丈夫。アホな俺でも理解できたから大丈夫。

クリスチャン・ベールヒュー・ジャックマンによる騙し合い。そしてその騙し合いが観客をも騙します。ご堪能あれ。


プレステージ (字幕版)

現在Amazon Prime会員は観放題です。

 

それでは、また。

Copyright ©アナーキー・イン・ザ・1R All rights reserved.