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まさかの青春映画「メランコリック」

こんにちは。

今回は久しぶりに「良い映画観たなあ」と感慨にふけった作品「メランコリック」のご紹介です。

2018年から公開された邦画で、低予算のミニシアター系作品ですね。

カメラを止めるな!」の次はこれだ!みたいに言われていたのでご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

この映画は東大を卒業しながらも一度も就職することなく実家でニートを続ける30歳の主人公・和彦が銭湯でバイトを始めたことから始まる物語です。

銭湯でバイトを始めたものの、その銭湯にはヤクザが使う死体処理場としての役目があったという設定で、それに和彦が巻き込まれていくっていう展開です。

まずはこちらの予告編をどうぞ。

サスペンス・コメディー(なにそれ?)と銘打たれている通り、思いのほかゆるい雰囲気の映画で、ヒリヒリした作風をイメージしていた僕は虚を突かれた思いがしました。

東大卒のニートという設定の和彦も、こういう設定にはありがちな無駄にプライドの高いダメ人間として描くのではなく、社会に出たことのない赤ん坊のようなピュアさと本人はいたって真面目ながらもすっとぼけたように映るキャラクターがシリアスなストーリー展開の中で光りました。また和彦の仕事仲間となる松本も、金髪でチャラい雰囲気を醸し出しつつ、終始和彦に対して敬語を使い礼儀正しく、和彦共々、ありがちな設定からはあえてハズしたキャラクターが良かったです。

観賞後に調べてみたんですが、主人公和彦を演じた皆川暢二さん。素の状態だとびっくりするくらいイケメンでしゃらくさい役者さんて凄いなあと感心しました。

あと、嘘やろ?ってくらい下手なお芝居をする和彦のご両親役のお二人も素敵でした。

また、和彦が銭湯で働くきかっけとなった彼女が、美人でも可愛くもないんだけれどめっちゃ可愛いという謎の魅力を発しておりまして、どうかこの娘さんが事件に巻き込まれませんようにと願わずにはいられませんでした。

扱っている題材が血生臭いものでありながらも、グロい描写はほぼ皆無でしたし、何より人殺しをするお仕事の映画なのに、和彦はちゃんと働いてて偉いなあと思いながら観れます。裏社会を覗き見しているような仄暗さはまったくありませんでした。

初めてのお仕事、初めての彼女、初めての殺人。

初々しさが微笑ましい青春映画でございました。


メランコリック

Amazon Prime Videoですと現在レンタル500円です。

YOUTUBEGoogle Play Videoだと400円のようです。

 

お勧めです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、また。

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